きぬよブログ

Archive | 2012年3月28日

ドイツ視察ー3月28日ーその2

午後はバーデンビュルテンベルク州庁を訪問。
環境庁の環境エネルギー経済大臣Franz Untersteller氏に会い、
環境政策について意見交換を行いました。
昨年の福島原発事故を受けドイツでは2022年までに原発による
電力をゼロにする政策を打ち出しています。
また、このバーデンビュルテンベルク州は昨年の州議会議員選挙で
『反原発』を掲げた緑の党がドイツ国内で初めて州首相の座を獲得しました。
Franz Untersteller氏も緑の党であり、大臣としても再生可能エネルギーが
大きな課題であると述べていました。

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(環境省の入り口)

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(真ん中に座っているのがFranz Untersteller環境大臣)

その後、議長Guido Wolf氏と会い、意見交換を行いました。
直接投票と比例の2種類により当選が決まり、それによって
議員の数も最低でも120人、最高でも160人と選挙の度に
変わるそうです。

ドイツは世界で初めて脱原発を掲げただけあって、環境大臣も議長も
福島原発事故について関心が高く、先方からの質問は主にその点についてでした。

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(右がGuido Wolf議長)

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(州議会場)

ドイツ視察-3月28日-その1

視察2日目。
今日の午前中は、公立小学校とシュタイナー教育ヴァルドルフ学校の視察です。
ドイツの教育制度は、6歳から4年間初等学校へ進学し義務教育を受け、
4年間の修了後は、進学するか職業教育を受けるかによって進路が異なります。
10歳の時点で進路が決まってしまうので、初等学校を6年間にしようとする
動きも出てきています。

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(公立小学校の入り口と校内の様子)

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(生徒の絵も個性豊か)(他国からの転校生はドイツ語の授業を受けます。)

ドイツの教育方針は「個性」を伸ばすことであり、「個」を育てる教育です。
授業を見学していても生徒それぞれの個性を大切にし、低学年のうちから
生徒が自分の考えをしっかりと述べていました。

シュトゥットガルトはシュタイナー教育の学校が初めて設立された地です。
シュタイナー教育を行っている学校は神奈川県相模原市藤野町にもあり、
今回はその関係もあり、ヴァルドルフ学校の視察を行いました。
シュタイナー教育の特徴でもある、オイリュトミーの授業も見学出来ました。
これは音楽のリズムに合わせて身体を優雅に動かしたり、詩に合わせて
身体を動かすもので、小さな子供達がピアノの演奏で優雅に身体を動かして
いる様子はクラッシックバレーを見ているようでした。

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(8学年の自由学習の結果発表)

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(工作や鍛冶など色々な授業が行われています。)