2010年5月28日

本日普天間飛行場の移設問題に関して日米安全保障協議委員会の共同声明が発表されました。
昨年の衆議院選挙で「県外移設」と訴えてきて以来迷走して漸く辿り着いた結果が「辺野古移設」。
民主党の公約に対して沖縄県民の皆様は強い期待を持っていたはずです。
鳩山首相は昨年の11月オバマ米大統領との会談で「トラストミー(私を信頼して欲しい)」と発言しました。
沖縄県民の皆様もこの数ヶ月鳩山首相の「最低でも県外」を信じ県外移設を強く望んでいました。
政治は100人居たら100人全員が納得出来る答えを出す事は出来ません。その中で決断するのが国のリーダーの役割です。今回の鳩山総理を見ていると自ら出した答え「県外移設」について肝が据わっていなかった、そのため軸がぶれたのだと思います。沖縄県民の信頼を裏切った事、それこそ「沖縄県民への冒涜」ではないでしょうか。

この神奈川県は沖縄に次ぐ米軍基地を有しています。1977年には横浜市でも米軍機が墜落し、小さなお子さん2人とお母さんが亡くなりました。
この3人の死を悼み、港の見える丘公園には3人をモデルとした「愛の親子像」も設置されています。
今回の普天間飛行場移設問題により基地について考える機会だと思います。