2010年6月1日

今日から子供手当ての支給が開始されました。
子育てを社会全体で応援しましょうという意図には賛成ですが、5.3兆円もの財源をどう捻出するのでしょうか?そもそも月額2万6000円の根拠は何なんでしょうか?
そして、現物を支給するのでは駄目なのでしょうか?

本来親が汗水流したお金で子供を育てる事で子供は親に感謝し、親の背中を見て育っていくものです。
お父さんのお給料が手渡しだった頃は、奥さんも子供達もお父さんのお給料で自分達が生活出来る、
お父さんが養ってくれているのだと感じていましたが、振り込みになった事でお父さんの威信は失われました。
お父さんが稼いだお金なのにお小遣いを貰う、家計が赤字になるとそのお小遣いすら一番に減らされる・・・、と
言う家庭が多いそうです。
これと同じように国が子供にお金を渡す事で両親の威信が失われ、親に感謝する心を失っていく様に思います。

子供を社会全体で育てるのなら、支給するお金で保育所などの箱物を増やす、小児科・産婦人科の増設、不妊症治療の費用負担軽減などを行うべきです。