2010年7月12日

7月4日に母校「横浜雙葉」の卒業生有志によるチャリティコンサートがありました。

生徒から「うるし」と呼ばれていた漆原先生が、定年後カンボジアのシエムリアプ(アンコールワットのある所)に
住み、カンボジアの子ども達に奨学金制度を作りました。月7ドルあれば子どもは教育を受けられるそうで、現在57名の子どもがこの奨学金制度により学校に通っています。今回のチャリティコンサートは卒業生が先生の活動を支援する為に行ったものです。

カンボジアはポルポト政権により多くの教育者が虐殺されました。30年経った現在も教師の数は不足しており、教育体制も整っていません。様々なNPO団体により沢山の学校が建てられましたが、未だ未だ数は足りないそうです。又、学校の建設が進められても教育体制が整っていない為、教員育成や授業指導等の支援する事も必要だと思います。

漆原先生の活動報告によると、カンボジアの子ども達の夢は教師や弁護士・警察官・歌手など色々でした。夢を語る子ども達の顔は生き生きしていました。多くの子ども達の夢を実現出来る様今後もお手伝いをしていきたいと思います。
漆原先生