2011年7月26日

自民党神奈川県議会議員有志で25日から26日の2日間被災地に行ってきました。
25日は石巻で炊き出しを行いました。

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肉まん・あんまんを各200個、スイカを12個約200人分の炊き出しを行いました。
炊き出しの場所は石巻市内の松巌寺。このお寺も津波の被害を受けました。
この地区は5回の津波に襲われ、お寺の外壁には5本の線がはっきりと残っていました。
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6月にも石巻に行きましたが、町の景色は6月と余り変わりませんでした。
それだけ町の復興が進んでいないのでしょう。
 

26日は女川原発の見学も行いました。
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女川原発は海面から14.8メートルの高さにあり、今回女川原発付近で発生した津波の高さは13~14メートル。
辛うじて津波の被害を受けなかった事や電源が確保出来た事により、地震後無事冷温停止を行えました。
女川地区は過去に発生した津波は最大で8メートル。敷地はそれよりも約7メートルも高い場所に設定しました。
原発は大量の冷却水を必要とするため、敷地の高さを海面から高くすればする程コストが掛かるにも関わらず
敢えて敷地を高くしました。それにより今回津波の被害を受けませんでした。

「おだづなよ津波」。女川のコンテナ商店の近くに停まっていた車に書いてありました。

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おだづなよは、『冗談じゃないぞ』と言う意味だそうです。
コンテナ商店もそうですが、津波の被害を受けても挫けず、前向きに進んでいく被災地の方々のパワーを
「おだづなよ」と言う言葉に感じました。