2011年9月8日
沖縄視察2日目の8日(木)は、海上自衛隊第5航空群 那覇航空基地隊と
沖縄県警察本部を訪問しました。
今日一日は昨日購入したかりゆしウェアを着ての視察です。
海上自衛隊第5航空群は哨戒機P-3Cを配備しており、東シナ海の警戒・監視や
ソマリア沖アデン湾での海賊対処活動を行っています。
尖閣諸島での中国漁船衝突事件から一年になります。未だ尖閣諸島付近では
緊張状態が続いており、先月も中国漁業監視船が尖閣諸島領海に侵入し、
第5航空群が24時間監視を行っていました。
P-3Cの中も見せて貰いました。
狭い機内で8時間近くも緊張感を持ち続ける事は精神的にも大変です。
国の安全や私たち生活の安心を守ってくれる隊員の方々に心から敬意を表します。
お昼は基地内で隊員の方と同じメニューを頂きました。
なんと1100カロリー。激務なんですね・・。でも美味しくて完食してしまいました。
沖縄県警察本部では概況説明を受けました。
沖縄県は東西1,000キロ、南北400キロに本島を含む
160もの島が点在していて、県警察の行政区域は広大です。
また、県土の10%ものを占める米軍基地を有する沖縄県は
米軍基地対策と言う他の県にはない対策にも力を入れており、
昭和52年に最多だった米軍の刑法犯検挙件数
342件は昨年は約1/5の71件に減っています。