2011年11月17日
2日目の視察場所は、福岡市の水素材料先端科学研究センターと熊本県農業公園「カントリーパーク」です。
水素材料先端科学研究センターでは水素社会実現に向け水素エネルギー関連製品の耐久性試験や
企業との研究開発を行い、中小企業が水素エネルギー産業への参入を支援しています。
日本は水素取扱いに関しての規制が厳しく、そのために製品化を進め外国との競争には『コスト』面で
どうしても勝てません。
水素脆性のメカニズムを解明する事で、水素取扱いの規制緩和にも繋がるのではないでしょうか?
カントリーパークは28haもの広大な敷地を持つ農業公園で、敷地内には芝生公園やバラ園などがあります。
平成22年度には43万人もの入園者がありました。
石窯で焼くピザ体験や地元農家の主婦による「食の名人料理教室」など興味ある催しが沢山開催されています。
保育園・幼稚園を中心とした体験農園を通じて食育や農育活動を実施しています。
私も地元の農園で地元のお子さんと農業体験を行うことがありますが、子供達は普段嫌いな野菜も
自分たちが育てたり収穫することで食べられるようになってきます。
農業体験をすることで食の大切さを考える機会になると思います。