2012年3月28日

視察2日目。
今日の午前中は、公立小学校とシュタイナー教育ヴァルドルフ学校の視察です。
ドイツの教育制度は、6歳から4年間初等学校へ進学し義務教育を受け、
4年間の修了後は、進学するか職業教育を受けるかによって進路が異なります。
10歳の時点で進路が決まってしまうので、初等学校を6年間にしようとする
動きも出てきています。

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(公立小学校の入り口と校内の様子)

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(生徒の絵も個性豊か)(他国からの転校生はドイツ語の授業を受けます。)

ドイツの教育方針は「個性」を伸ばすことであり、「個」を育てる教育です。
授業を見学していても生徒それぞれの個性を大切にし、低学年のうちから
生徒が自分の考えをしっかりと述べていました。

シュトゥットガルトはシュタイナー教育の学校が初めて設立された地です。
シュタイナー教育を行っている学校は神奈川県相模原市藤野町にもあり、
今回はその関係もあり、ヴァルドルフ学校の視察を行いました。
シュタイナー教育の特徴でもある、オイリュトミーの授業も見学出来ました。
これは音楽のリズムに合わせて身体を優雅に動かしたり、詩に合わせて
身体を動かすもので、小さな子供達がピアノの演奏で優雅に身体を動かして
いる様子はクラッシックバレーを見ているようでした。

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(8学年の自由学習の結果発表)

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(工作や鍛冶など色々な授業が行われています。)