2012年7月23日

厚生常任委員会の県内視察があり、
港南区芹が谷の障害者支援施設ひばりヶ丘学園、県立衛生看護専門学校、
川崎市の公益財団法人実験動物中央研究所を調査しました。
ひばりヶ丘は、重度な知的障害の子供たちも入所しており、民間施設では
受入が難しいためひばりが丘に入所しているケースもあります。
県が打ち出している「県有施設の原則廃止」を行った場合、重度な知的障害者の
入所先が無くなる可能性も出てきます。
「民間では出来ないことを県が行う」この基本的なことを忘れてはいけないと思います。

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(入所者の作業作品)                  (ひばりが丘学園)

県立衛生看護専門学校は、準看護師の養成を停止するか否かで
先日の常任委員会でも議論が紛糾した場所。
実際教育を担う先生方のお話を聞けたことは有意義でした。
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(学生の実習に使用されるモデル人形。一体150万するそうです)

公益財団法人実験動物中央研究所(実中研)は、実験動物の研究・開発により
医学研究に貢献することを目的としています。
高品質な実験動物により、よい良い研究結果を得ることが出来るようになりました。
特に遺伝子改変霊長類コモンマーモセットの実用化により、難病の治療に
新しい道筋を拓くきっかけになると考えられています。

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(コモンマーモセット)                  (実験マウスは受精卵で保存)