2012年8月23日

これからますます高齢化が進む中、介護・医療分野の従事者の負担を減らし、
介護・医療サービスの質の向上につながることを目的として、介護ロボットの普及に
県としても取り組んでいます。

7月に県は介護ロボットの使用等について社会福祉法人同塵会・医療法人社団成仁会と
協定を締結し「特別養護老人ホーム芙蓉苑」や「長田病院」で実際にロボットが使用されています。

人型の「パルロ」はオシャベリ好きで、曲に合わせてダンスも踊ります。
高齢者の皆さんもパルロのダンスに合わせて手拍子を打ったり、オシャベリに聞き入ったりしています。

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(パルロはオシャベリ好き。インターネットに繋がっているので、
その日のニュースを話したりもします。)

つぶらな瞳が可愛い、アザラシのぬいぐるみに似た「パロ」は撫でているだけで
癒されます。
撫でたり、触れたりすることでパロが反応し、色々な仕草や鳴き声を出すので、
高齢者の方々も子供をあやす様に触れ合っていました。

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(つぶらな瞳が可愛い「パロ」)

高齢者がロボットを受け入れるのかなと思いましたが、ロボットに愛嬌や癒しを
感じさせることで高齢者の方々に受け入れやすくなっているようです。
子供の頃に思い描いていた未来がどんどん現実化しています・・・。

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(お掃除ロボット「ルンバ」もバリアフリーの介護施設では大活躍)