2013年7月19日
本県では「健康寿命」を 2019 年までに日本一とすることを目指しています。「健康寿命」とは日常 的に介護を必要としないで、健康で元気に自立した生活ができる期間のことで、2010 年の厚労省の 調査によると神奈川県の健康寿命は男性が70.9歳(全国12位)、女性が74.36歳(全国1 3位)。1位は男性が愛知(71・74歳)、女性が静岡(75・32歳)本県の健康寿命が 1 年延 びると全国一となります。
一方、2010 年の県の調査によると男性の平均寿命は80.33歳、女性の平均寿命は86.8歳 で、平均寿命と健康寿命の差は男性が約9年、女性は約13年、この期間は健康面で何らかの問題 の不安を抱えながら生活を送っていることを示しています。「健康で長生きしたい」というのは誰も が抱く願いです。平均寿命と健康寿命の差が拡大すれば、医療費や介護給付費を消費する期間が増 大することにもなります。平均寿命を延ばすだけでなく、健康寿命を延ばし平均寿命と健康寿命の 差を短縮することは社会保障負担の軽減も期待できます。
地域医療に長く携わってきた「島村大」は、医療の専門家として健康寿命の延伸を目指し、国民の皆さんが健康で長生きし、生き生きと過ごす事の出来る社会作りを目指しています。