2014年8月27日
2日目の視察1箇所目は、久山町ヘルスC&C(チェック&ケア)センター。久山町は人口構成、職業構成、国民栄養調査の栄養比率などが日本の平均と同レベルで日本を縮小した町。50年前から町民の健康調査を行い、現在検診率80%、病理解剖率 275%、追跡率99%での調査結果を基に研究を行っています。高い検診率は保健師が検診を受けない方を直接訪問したり、訪問検診を行うなどの努力によります。
神奈川県でもモデル地区で保健師が検診を受けない方を訪問する取組みを行っており、検診受診率向上は県が進める「未病を治す」事にもつながります。
また、今後2人に1人が認知症になり、その原因は糖尿病を要因とするものが大きいと言う興味深い話も聞かせて頂きました。 認知症予防には運動と食事です。
久山町は日本の将来の縮図です。今後全国的にも本県でも増える認知症の対策を久山町の調査結果を基に進めて行くべきです。