① 国立アヌサーンサントーン聾学校
まず訪れたのは、聴覚障がいのある子どもたちが学ぶアヌサーンサントーン聾学校です。
学校では、手話やコミュニケーションの力を育むとともに、子どもたちが将来、地域の中で自立して暮らしていくための学びが大切にされていました。併設するカフェも見学し、障がいのある方の就労や社会参加を支える取組についても伺うことができました。

② ロイヤルパーク・ラチャプルック
続いて、国際園芸博覧会の会場となったロイヤルパーク・ラチャプルック(Royal Park Rajapruek)を視察しました。
20年を経た現在も、美しい庭園や農業展示を活かしながら、観光の場であると同時に、環境や持続可能な地域づくりについて学べる場にもなっていました。年間を通じて花が楽しめ、冬季の閑散期がない点は日本との大きな違いであり、GREEN×EXPO 2027後の跡地を活用して地域の魅力を高めていく工夫の参考になりました。

③ バーン・カーン・ワット
昼食を兼ねて訪れたバーン・カーン・ワット(Baan Kang Wat)では、地域の職人やアーティストが集まり、ものづくりや文化を発信するコミュニティの様子を見学しました。
クラフトショップやカフェ、アート空間が一体となったこの場所は、観光と地域文化の発信がうまく結びついた、温かみのあるまちづくりの事例として印象に残りました。
④ アナンタラ・チェンマイ・リゾート
その後は、アナンタラ・チェンマイ・リゾート(Anantara Chiang Mai Resort)を訪れ、健康や癒やしをテーマにしたウェルネスツーリズムについてお話を伺いました。
地域の自然や文化を生かしながら、滞在そのものに価値を持たせる取組は、これからの観光のあり方を考えるうえでも大変参考になりました。

⑤ チェンマイ女子刑務所
刑期満了が近い女性受刑者を対象に、マッサージや手芸などの職業訓練を通じて社会復帰を支える取組を視察しました。
本人の適性に応じた技能習得は、自立支援に有効であり、再犯防止にもつながる重要な視点です。
本県においても、困難を抱える女性への支援策として、適性把握や就労支援の知見を更生支援に生かすことが期待されます。

神奈川県議会議員:あらい絹世